2013年12月7日土曜日

【テレビ評】北の国から

今日、北の国から 2002遺言を観た。

もうこの人たちを観ることはなくなると思うと、ポカッと穴が空いてしまったような、とても寂しい気がした。

今年仕事を辞めて、奈良に引っ越すことにしたのも、このドラマの影響が少なからずある気がする。

北の国を観て感じたこと、考えたことをここでまとめておく。

・親としての五郎
蛍の結婚、別れのシーンで見せた五郎のストレートな愛情表現。道を踏み外した子供に対しても、見捨てることなく、最後まで守りきる五郎のような親でありたい。家はいつでも辛いときは戻ってこいよ」と言える場所にしたい。

・暖かい仲間
富良野の生活で羨ましいと思ったのが、家を建てるにしても、行方不明になった人を探すにしても、葬式を取り仕切るにしても、近隣の仲間が助け合っていたこと。中畑さんを始め、こういう仲間に囲まれている五郎は幸せな人だと思った。困った時に助けてくれるのは普段の人徳の積み重ね。

・仕事の意味
ありがとうの言葉が届く範囲で仕事をする五郎。周囲からの感謝が一番の働きがいであることを教わった。

・富良野の自然
初めて水道が通った時のこと、初めて家に電気がついた時のこと。あの感動を味わった純と蛍が羨ましく思った。
五郎の手作りの家がとても暖かく感じた。雄大な自然の中で仕事をして、薪で焚いた露天風呂に入る。暖炉の火に当たりながら、酒を飲みながら語り合う。本当に羨ましい。

・遺言
自分が死んだら何が遺るだろうか。お金も物もいつかはなくなるもの。ただ遺せるのは、その人が生きた証。いつまでも語り継がれる、そんな人間でありたい。
自分の死を意識することで、1日1日という時間、1人ひとりの人、もっと大切に生きたい。


【書評】安売りするな!「価値」を売れ!

◼︎所感
・集客のヒントが描かれている
個人を全面に出して、ニュースレターやメルマガでお客様とのゆるい関係を維持することの大切さがわかる。

確かにこれまで泊まったホテルや行ったお店から、お礼状や案内が届くことは滅多にないもんな・・・

・ただ、この本には集客までの話しかない。商品・サービス自体が良くないと、リピーターにはならない。

実際にこの本で紹介されていたホテルのレストランの食べログの口コミを調べてみた。サービス内容に対する不満の口コミが複数あり、オペレーションをしっかり確立することの重要性も感じた。


◼︎今日の赤ペンチェック
・誰にどんな経験を提供するのかという商品・サービスの独自の価値を認識して、それをわかりやすく伝えること
 
・ターゲットを絞り、一人の人間を想定する。その人がどんなことを求めているのか、どうしたら喜んでくれるかを考え、この人が幸せになることを徹底的に考える

・ターゲットを絞ることで個性が出る

◼︎明日から具体的にやること
・大正製薬イーグル研究会を調べる
・小売店向けの取り組みを考える、勉強会とか、定期的な情報提供とか

◼︎総評
★★☆☆☆



2013年11月29日金曜日

【日記】最終出社日

本日がトーマツ最終出社日。
2009年9月に入社してから4年2ヶ月。

色々なことがあった。

セミナー講師での挫折。
ロジカルシンキング実践編のデビューは今でも忘れられない。
それから、誰もいないセミナールームで一人練習を重ねた。
滝澤さん、深谷さん、秋吉さん、久永さん、多くの方に支えていただいた。
人前で話すことは今も得意ではないが、努力すれば、乗り越えられない壁はないんだということがわかった。

ITチームに所属できたことは幸せだった。
安達さんという偉大な存在、新谷さんという好奇心と熱い思いの塊のような存在、小暮さんという太陽のような存在。
自分にはないものを持っている方々に惹かれて入社した。夢を持って仕事をしている人ほど格好良い人はいない。
この決断をして本当に良かった。

そして、営業。入社して1年後の2010年9月。ITチームが解散して、研修営業に配属されると聞いた。
そして10月からテレマが始まった。
30歳前にしての泥臭い営業。
当時、前職の同期に会うのが辛かった。
コンサルティングをしたくて辞めたはずなのに、まさかこんな営業をしているなんて言えなかった。

なぜあの時踏ん張れたのだろう。
ここで辞めたら、所詮あいつはこんなもんだったと思われる。こんな意地もあったと思う。
ただ、振り返ると池谷さんの存在が大きかった。
大船に住んでいた池谷さんとは品川まで一緒に帰ることが多かった。
よく悩みを聴いてもらった。
「意外に今の営業の仕事は向いているんじゃないの?」
池谷さんから言われたことは大きな支えになった。

メンバーとしてチームへの貢献はほとんど意識していなかった。
チームリーダーの視点で考えると、とても扱いにくい存在だったと思う。
目標達成時の飲み会にもいかなかった。
嬉しい気持ちなど全くなかった。
池谷さんがいなくなった寂しさ、最低限の借りは返したという安堵、それだけだった。心身ともに疲れ果てていた。

この仕事は一人ひとりが目の前のお客様に対して価値を提供すること、そのためにはコンサルタントしての力量を地道に上げることしかない。
「目標達成のために」という内向きの思考で、期末になると強化される
営業のノリが大嫌いだった。
この短期思考で内向きの社風は、のちに退職しようと思った理由の1つとなった。

2011年3月。東日本大震災。
初級経営数字のセミナー中にそれは起きた。
目の前のお客様を守ること。
福島の実家の状況が気になってしかたがなかったが、仕事についている以上、自分のことは優先できなかった。皆が持ち場を離れたら社会が崩壊する。
仕事を放り出して帰る人もいた。そういう人を責めることはできなかった。でも、そういう人にはなりたくないと思った。

2011年10月のキックオフ。
伊藤さんのチームのメンバーとなった。
自分よりも後に入社した、しかも自分よりも年下の方が自分の上司となる。会社からは必要とされていない存在なんだということがこの人事でわかった。
ジャックウェルチのマトリックスが流行ったのもこの時だ。
私は完全に左側の存在だった。

伊藤さんには感謝している。
時折、チームの施策を決める前に意見を聴いてくださった。
伊藤さんのチームでなかったら、ここで辞めていたかもしれない。

この指止まれ経営は正しかったのか。
今になってわかったことは、異分子を排除しようという目的で使ってはいけないということ。
これは器の小さい経営者がストレスから逃れたいというエゴだと思う。異分子を使いこなせるかは自分の力量次第と考えるべき。
人を信用せずに首を切る行為は、いつまでも忘れられない。語り継がれる。
人に裏切られても自分は人を裏切るような人になりたくない。人を信用したい。

2012年4月。ミニリーダーになった。
自分一人で成果を出すのとは全く違う。リーダーという役割の難しさが初めて分かった。
7月に成果を出して欲しいと思っていたメンバーから退職の意思を告げられた。
これまでの時間と労力は何だったのだろう。徒労感だけが残った。

会社の方針に従わないメンバーの扱いにも頭を悩ました。
それに対して私は話を聴こうともしなかった。ただやりなさいとしか言わなかった。
上司からのアドバイスをそのまま実行に移した。
リーダーというのは上司のやりたいことを忠実に実行する存在なんだと言い聞かせて。

脅しのマネジメントはもうしない。
上司は夢を語る存在でありたい。
メンバーの長所を活かす存在でありたい。
自信を持たせる存在でありたい。

私のチームが上手くいかなかったのは、良いメンバーが揃っていなかったから。誰がリーダーをやってもうまくいかっただろう。
こんな気持ちが心の奥底にあった。
だから、自分のマネジメント力の無さに気づいていなかった。

2012年10月。neoというチームのリーダーになった。
新しい取り組みをして、全社を引っ張る存在でありたい。夢に溢れていた。

でも、ちょっとしたチャレンジは第一四半期で終わった。目標達成ができなかったから。
年明けから元の営業組織に戻った。
結果を残せなかったのは、話し合いを重ねるだけで、ほとんど実行に移せなかったのが大きい。
戦略だけでなく、実行力と、軌道修正力の重要性を認識した。

目標未達の焦りが募った。
2013年2月のある休日。ほとんど出社していない社内で、危機感のなさに苛立って、メールを送った。
ここから何かが狂った気がする。
川合さんというベテランがチームにいたにも関わらず、誰にも相談しなかった。メンバーの話も聞かなかった。
脅しのマネジメントをしてしまった。

2013年6月。チームリーダー失格と言われた。メンバーとの壁が解消できなくなっていると言われた。
チームのために命を掛けているのかとメンバーから問われた。
それに答えられなかった。

営業のノリは嫌だ。
お客様に価値を提供できるコンサルタントになるために、地道な努力をしてほしい。
弱いメンバーが頼り合うチームにしたくない。
これは私のエゴなのだろうか。

メンバーに謝れと上司に言われたときに、私の中ですべてが終わった。
メンバーに頭を下げ、資源配分を調整し、中核メンバーにチームのマネジメントを移譲して、私の役割は終わった。

2013年10月。新しい期を迎えた。
一人ひとりがプロ意識を持って、目の前のお客様に価値を提供する。
これが商売の原点だと思う。
お客様を忘れた組織に未来はない。
まともな組織になりつつあることを知って安堵した。それと同時に残念だった。
もっと早く話を聴きたかった。

自分の思うことが言えない組織は健全ではない。意見の交換から新たな発見が生まれる。
自分はそこから逃げていた。

自分が所属する組織を健全な方向に導くこと。
誤った方向に行っているときは声を大にして言う勇気を持つこと。
これが今の私の課題。

トーマツでは色々なことを学ばせていただいた。
この学びを次に活かすこと。
それがお世話になった方々への恩返しだと思う。

本当にありがとうございました。


2013年11月16日土曜日

【日記】井の頭放浪記

東京を離れる前に行きたかった所。
大学生の時に過ごした井の頭線エリア。
2013年11月15日、追体験をした。

スタートは渋谷。駒場まで歩く。
松濤のなだらかな坂とこじんまりとしたお店。ここが渋谷とは思えない、ゆったりと流れる時間。

裏門からキャンパスに入る。学生会館がなくなっていた。フルート同好会の部室があった建物もなくなっていた。

昼ごはんは太田屋のキチンカツ弁当をと思い、駒下へ歩く。シャッターが閉まっていた。

駅の案内板もきれいになっていた。



下北沢で降りる。大学4年から3年間住んだ街。小田急線が地下に潜ってから、駅前がすっかり変わっていた。

変わっていないものだけ、写真に撮ってみる。

おじやを食べられるおじゃんカフェ。


前に住んでいた家。


味噌パンで有名なアンゼリカ。


DORAMA。よく古本を買ってたな。熱帯魚の本とかジャズの本とか。今はゲーム屋さんになっていた。


たった9年で街はこんなに変わるんだ。
自分も変わったのかな…あれから。

次は吉祥寺。一番前の車両で見慣れた景色を見る。



永福町で急行に乗り換え。フォームしかなかった永福町の駅に駅舎ができていた。大勝軒、まだあるのかなあ。




遅い昼ごはんはぶぶかのラーメンと決めていた。行ってみたら…




北口に移転していた。

すっかりきれいな店に変わっていた。ガラガラの店内。何か違和感を感じつつ、油そばを注文。


味が変わったのか、自分の味覚が変わったのか。大学生のときは好きだったんだけど、油がきつい。うまくない。

油がお腹に溜まる恐怖を感じながら、井の頭公園へ。すっかり紅葉していた。



落ち葉遊んでいる子供とお母さんがいた。奈良にもこんな公園が近くにあるといいな。

初めて行ったスタバもなくなっていた。東急裏のスタバに行く。混んでいて入れなかった。


最中を買って帰る。おばちゃんが並んでいた。人気店みたい。

全てのものは変わる。

行かなきゃよかったという思いと、行って見てすっきりしたという思いの葛藤。

寂しい気持ちに包まれた一日でした。

2013年11月10日日曜日

【書評】ビジネスでいちばん大事な「心理学の教養」

◼︎所感
本文よりもあとがきが印象的だった。
コンピュータに置き換えられない人間の価値とはなにか。
情報量や処理能力以外のもの。それは人間の感情という摩訶不思議なものに対する理解かもしれない。

◼︎今日の赤ペンチェック
・フロー状態になるには
1.自分の能力に対して課題が適度に難しい
2.対象を自分でコントロールできる
3.結果について直接的なフィードバックがある
4.集中をさまたげるものがない

・日々のマネジメントとは、フローを生み出す4つの条件の整備

・学習性無力感(アメリカ心理学者 マーティン・セリグマン
何をしても無駄という気持ちは学習されたもの。個人の諦めは環境のせい。

・学習とは自らの行動基準や行動の前提となる理論を変更したり修正したりすることです。結果として行動が変わらなければ、それは学習ではないわけです。

・フリービット株式会社取締役酒井穣さん
人間は誰かに複雑なことをわかりやすく説明する必要性が与えられた時に、最も高い学習効果を発揮する」

「抽象化スキルは経験の再利用性を高める

◼︎明日から具体的にやること
・自分の嫌いな人をよくよく観察する。自分の中の暗黒な面に向き合う。(ユングのシャドウ

・自分の抱えている問題をリスト化して、こまめに振り返る(カラーバス効果、アハ体験

◼︎総評
★★★☆☆

【日記】引越し業者探し

奈良への引越しをお願いする業者を決めるため、S社とA社の2社に見積もりを依頼した。

S社の営業マンは説明が親切で、経験も豊富で信頼できる方だったが、結局は、以前お世話になったことがあって、より安価な見積もりを出してきたA社に決めた。

後味はあまり良くなかった。

それは、価格だけでなくサービスの品質なども考慮して決めようと思っていながら、ほぼ価格だけで決めた自分に対する失望かもしれない

引越しサービスにおける「他社とのちがい」はどう打ち出したらよいのか。

サービスのちがい引越しなんてそうそうないイベントだから体験はできない。

人のちがい目の前の人が提供するサービスではないから、営業マンの信頼だけでは決めきれない。

会社のちがい上場しているかどうかも決め手にはならない。上場していてもコンプライアンス違反する会社はある今日この頃。

こんなことを書いているうちに、思い出した。
そもそもこの2社に絞った理由。

それは、価格コムの評判の良さ。正確に言うと、クレームや不満の少なさで絞った。

今回の自分の購買行動を心理学的な観点でまとめる。

・新奇恐怖(以前お世話になったA社により安心感を持っていた。

・ゲイン・ロス効果(最初に見積もりを出したS社の額を基準にして、それよりも安いA社を選んだ。

・多数派同調バイアス(自分の頭で考えず、ネットの口コミだけで判断した。

・返報性の原理(お米の無料提供には影響されなかった。ごめんなさい。

2013年11月3日日曜日

【書評】顧客の声で強みを磨く

日経トップリーダー 2012年6月

◼︎所感
・ドラッカーのいう強みを活かす経営の具体的な実践例がわかって目からウロコだった。

◼︎今日の赤ペンチェック
福岡県北九州市 干物販売店「門司港じじや」秋武政道社長

・顧客の「お褒めの声」にすがりつくように耳を傾けていたら、会社はどんどん強くなった
・自社の至らない点を集めようとすると、顧客は重箱の隅をつついたようなクレームを寄せがちになる。社員の心も落ち込むし、何よりも強みが生まれない。
・褒めてくれる顧客の声に耳を澄ませば、会社を伸ばすヒントは必ず見つかる。

◼︎明日から具体的に実践すること
・お客様のお喜びの声


2013年10月30日水曜日

【日記】神保町放浪記

◼︎所感
受験生時代に初めて行って以来、
これまで気が向いたら訪問してきた神保町を散策。
ちょうど古本祭りの期間中で、メインストリートはいつもより人が多かった。

Amazonを使い始めるようになってから、
訪問する機会が少なくなった。
美術とかデザインの本がないかなぁと探し回ったけど、
残念ながら発見することができず。
目的のものをすぐに欲しい場合は
ネットの利便性にはかなわない。

古本屋、しかもブックオフではない古本屋の魅力ってなんだろう。

・絶版本がある
「こんな汚い本がこんなに高いの!?」と見るだけで楽しい
・古臭い本の匂いを堪能できる
・その領域に詳しい店員がいる、あるいはその店員とのコミュニケーションができる
・(雑然としているので)予期しなかった本との出会いがある、特に掘り出し物を探し当てた時の快感は他では中々味わえない

うーん。。よっぽどのマニアじゃないと、これらの魅力は共感してもらえないだろうな。。

帰り際に「さぼうる」といういい感じの喫茶店に行った。
半地下と中二階のような構造になっている不思議な空間。平日の夕方なのにほぼ満員。

神保町に惹かれるのは、個々のお店の魅力というよりも、
それぞれ独自の道を歩む店がある範囲で集合していることかもしれない。
大学のキャンパスような独特の雰囲気が漂っている街。

古書街を散策して、ちょっと疲れて、喫茶店に入って、掘り出し物を読む。
贅沢な時間。




2013年10月29日火曜日

【テレビ評】北の国から 95秘密

◼︎所感
週末に北の国から 95秘密を見た。
蛍の不倫、シュウの過去。
知らない方が幸せであることもあると思っていたけど、人間の真価が問われるのは、秘密を知ってしまった時の対応かもしれない。
純の器の小ささに腹を立てていたけど、実際に自分が同じ立場だったら、受け入れられるか自信がない。
五郎の「いつでも富良野に帰ってこいよ」、「洗っても落ちない汚れがある。それはどうしたらいいんだ」という言葉に、改めて五郎の優しさを感じた。過ちを許すことができる人になりたい。


【日記】上野放浪記

◼︎所感
国立西洋美術館にミケランジェロ展を観に行った。ミケランジェロは何を本職にしていた人なのか分からないまま行ったのだが、画家であり、彫刻士であり、建築家であり、とても多才な人だとわかった。
展示物には、甥の子供が産まれたことを喜び、差し入れに対して感謝する手紙もあり、人間らしさを感じられるものもあった。謎の神格化された人ではなく、一人の苦悩する人間であると、身近に感じた。
80を過ぎても本物を追究する生き方。大聖堂の絵は4年の歳月をかけて書いた。一人ひとりが躍動感を持って、色んな表情をしている人間。自画像といわれる人間の皮のような、何ともいえない脱力感が、この絵に対して命をかけて描いた思いが伝わってくるような気がした。命を掛けた仕事を自分はできているだろうか。と考えながら、本郷に向かって歩いた。
写真は上野にあった、インド料理屋。キッチン上野。調子に乗って、ナンを2枚も食べて死にそうになった。。


【書評】一倉定の経営心得

◼︎所感
・昨日の中期経営計画の打ち合わせで、給与から逆算して売上の目標を作ってもよいですね、なんて適当なことを言ってしまった。
売上目標の決め方、利益とは何かを改めて理解させられた。

・先のことを考え、手を打てるのは社長しかいない。K社長、頑張ってください!

◼︎今日の赤ペンチェック
・事業経営は逆算である
・手に入れたい利益を目標として設定し、その利益をあげるために必要な売上高を設定する
・利益とは事業を存続するための費用である
・企業が必要とする最小限利益とは、三年間売上が横這いでも、三年目てわ赤字転落しない額である

・経営計画は経営者の決意を表明したもの

・前向きに物を考え、前向きの手を打つ、これが社長の仕事である。社長とは、企業の将来に関することをやる人である。

2013年10月27日日曜日

【日記】茅乃舎

◼︎所感
昨日、ミッドタウンに久しぶりに行った。
以前、ABCクッキングがあった場所に茅乃舎というダシのお店があった。
周りのお店は閑散としているのに、このお店だけレジに長い行列ができていた。

ダシのお店がミッドタウンに!しかも盛況!どうも福岡の会社らしい。地方の食品会社でこの洗練感。これこそまさしく理想的なブランディング。

ふらっと入ったお客さんより、このお店目当てできたお客さんが多そう。
妻はゆうこりんの本で知ったそうだ。
口コミを上手く活用してるのかな。

リピートも多そう。一人で何袋も買っていた人がいた。一袋1800円くらいする。決して安くはないのに。商品自体がよいからかな。試飲したが、確かに美味しい。買った人にはダシを使ったレシピ小冊子。ダシを使う機会を増やす作戦かな。

二種類のダシを試飲して、ダシってこんなに違うんだ!って発見。併設のお店ではダシを使った料理も食べられる。ダシ一つで生活が豊かになる。ダシの奥深さの認知活動が新たなファンを生む。

この店すごい!こんな仕事したい!
と色々な気づきのあった一日でした。



2013年10月24日木曜日

【書評】船井幸雄の人財塾

◼︎所感
人の育成方針は、コンサルタントのクライアントとの付き合い方にも通じる話だということを学んだ。

短所は長所の別の姿。昨日観たウィキッドの物事を別の角度から見るのと同じ。

◼︎今日の赤ペンチェック
・船井流の人材育成法
第一段階は「プラス勘定の人間にする」
第二段階は「人間性を高める」
第三段階は「独自固有の長所を伸ばして天才にする」

・プラス勘定の人間にするには、躾だけして、あとは好きなことを自由にやらせればよい

・躾の5項目
①約束を守る  →できない約束はしない
②自主的にやる → 他人のせいにしない
③逃げない
④自慢しない、いばらない
⑤人の足を引っ張らない

・「もらい好き」ではなく「与え好き」の人間になれば、その人の人間性は自然にたかまっていく

・吉田松陰の人財育成法の特徴を一言でいえば、「長所を伸ばす」ということです

・プラスに考えるくせづけをするためには、「世の中で起こることは、すべて必要、必然なんだ。偶然というものは一つとして存在していない」と考える(中略)あるがままにいったん受け入れる

・お金でも、人でも、情報でも、強い愛情をもち、大事にしてくれるところに集まってくる

・あなたが人財を目指すなら、ツキのある人、運のよい人を見つけてモデルとし、いい点を探してそれを認め、学び、まねることです。

・教育にはエデュカーレ、引っ張り出すという意味があります。その人のもつ独自固有の長所を引き出し、やる気を起こさせることなのです。

・途中でやめてしまったら、たとえどんな大きな才能があっても大成することはない。才能のあるなしは、とことんやりつづけてみなければわからない。

◼︎明日から具体的にやること
・お客様に言ってもやってもらえないことは言わない
・目に見える業績向上部分を指摘する
・お客様がやりたいようにやってもらう
・コンサルタントの道を途中でやめない


2013年10月20日日曜日

【書評】目からウロコのコーチング

◼︎所感
・真のコーチングのためには、自分の有能さを誇示したいという気持ちを捨て去らなければならないと思った。先輩、上司、コンサルタント。無意識のうちに感じてしまう年の功というプレッシャーに勝てるだろうか。

・部下の答えが明らかに誤りだったときはどうするか?のヒントを見出せた。

◾︎今日の赤ペンチェック
・「部下の結果を褒めよう」という考え方は、コーチングにはふさわしくありません。(中略)それは「操作」なのです。

・コーチングではコーチが訊きたいことではなく、相手が話したいことを聴くのです

・コーチングにおける「聴くこと」は、「相手の中に答があると信じていること」が前提条件でできる(中略)待てないのは、あなたに「信じる力」がないからです。

◼︎総評
★★★★☆
本書を読むのは2回目だが、気づかされることが多かった。


【書評】見抜く力

◼︎所感
・なんでこんな簡単なこともできないのか。自分が新入社員だった頃をすっかり忘れ、メンバーの不出来にイライラしていた。謙虚さが指導者としてのイロハのイであるというのは忘れてはいけないことだと思った。

・言葉は競技も上達させるということが新たな気づきだった。現在の状況や気持ちを言葉に表すことで、より状況や気持ちを客観的に認識でき、自分で判断できるようになるらしい。

・メンバーの育成を考えるあまり、自分があたかも完成した人間のように勘違いしていた気がする。新しいことにチャレンジして、過去の成功体験を捨てないと、自分の成長は止まってしまう。

◼︎今日の赤ペンチェック
・自分の目の前の選手をあるがままに受け入れる「謙虚」さが大切なのだと思う。(中略)誰でも最初は泳げなかったのだから、自分が初心者だった頃のことを思い出せば、自然に謙虚な気持ちになれるはずだ。(中略)指導者はまず謙虚な心を持つ必要がある。

・「ここはダメだった」といった否定的な言葉は使わない。あくまで肯定的に「自分の弱点や悪い部分は、こうして直せばもっと伸びる」と、そこを指摘してやらなければいけない。

・一人だけで伸びていける選手なんか、どこにもいない。みんなに「協力してやろう」と思わせる選手にならなければいけないのだ。

・選手おのおのの課題は違っているが、その課題が何なのか、どういう対応をすればいいのか、それを選手自身が認識し理解するということはどの選手にとっても重要なのだ。

・スポーツ選手にとっても、言葉は大切なものである。自分の目標や気持ちを言葉で表すことによって、言ったことへの責任が生じるし、決意を新たにすることにも通じる。(中略)さらに、言葉にすることによって、自分の残した結果や現在の状況を把握し、判断するきっかけにもなる。(中略)トップアスリートになればなるほど、自分の言葉が重要になってくるのだ。

・コーチとしての仕事は、選手の可能性をどこまで引き出せるか

・成功をパターン化するな
成功したときこそ、そのパターンを、踏襲しないように心掛けないと、新しいことが発見できないのだ。(中略)人間の成長が止まるのは、自分のこだわりを捨てられなくなったり、自分の方法論が固定化してしまうときである。

・練習を積み上げたプロセスの先にオリンピックを設定したのではない。オリンピックという最終目標から逆算して、後ろのほうから練習計画を決めて追いこんでいった。

◼︎明日から具体的にやること
・同じ成功を繰り返さない、あえて新しいものにチャレンジする
・目標から逆算して考える、最終的な目標へのこだわりを失わない

◾︎総評
★★★☆☆


2013年10月14日月曜日

【テレビ評】北の国から 92巣立ち

■所感
息子の過ちを叱らない五郎が悲しかった。それは息子を一人の自立した人間として尊重したからでは決してなく、息子に対する遠慮の表れのように感じた。親の子供に対する厳しさは老いとともになくなるのだろうか。
子どもたちが自立して自分のもとを離れる淋しさ、自分を必要としていた頃を懐かしむ気持ち、10年前の自分の両親はこんな思いだったのだろう。

【書評】儲かる会議

■所感
アイリスオーヤマの事例。商品開発から、売場デザイン、販促キャンペーン、納入価格まで社長決裁。スピード経営の姿。
社長がいなくなったらこの会社大丈夫かなと思ったが、この決裁を密室ではなく会議体でやっているのがミソかもしれない。
決裁する場に幹部を同席させることで、社長の思いや思考回路を伝達する場にもなっているようだ。
人はどうしても楽な方向に行きがち。すぐに動いてもらうには、人を追い込む場としても会議は有効かも。

■今日の赤ペンチェック
・決断こそが、経営者の一番の役目だ

・情報共有さえしっかりしていれば、企業戦略の根幹にかかわる買収などの案件でない限り、誰がジャッジしても結論はさほど変わらない。私はその公開情報に基づき「これが最も合理的だ」と思う判断をしているだけ。決裁の理由や疑問点も必ず話をする。

・私が会議で最もよく口にするのが、「ユーザーイン」の視点です。「最終消費者にとって本当に買いたい、使いたい商品かどうか考えろ」

・会議の唯一の目的は収益につなげること。会議で何を決めようが、行動しなければ1円にもならない。(内野 内野社長)

■明日から具体的にやること
・会議の目的をしぼり、内容にふさわしい名前をつける
・その場で「誰がいつまでに何をするか」を決める(IBMもやっている)

【書評】伝えることに手を抜かない

2013年6月  日経トップリーダー
ジャパネットたかた社長  髙田明さん

■所感
昨日、近所の家電量販店でノンフライヤーが売っていた。健康に良さそうなのはわかったけど、そもそも美味しいのかがわからない。実演するなり、実際に使っている人の声を動画で届けたり、一工夫するだけで違うのになあと思った。
伝える力次第で、売れ行きが変わるんだろうなと感じた出来事でした。

■今日の赤ペンチェック
・同じ商品でも、伝え方次第で売れ行きは変わる

・通販であろうと店頭での販売であろうと、一番大事なのは伝え方です。商品の魅力をお客様にしっかりお届けできれば、どんな商品でも、どんな媒体でも、成果は上がると私は思います。

・商品が変わっても伝え方のポイントはさほど変わりません。大切なのは、その商品を使うことで、毎日の生活がどんなふうに楽しくなったり、便利になったりするのかを示すこと。「商品の先にある幸せ」をきちんと伝えていくことが何より重要なのです。

・今後、企業とお客様が接するメディアは、技術の発展とライフスタイルの変化に伴い、またまだ多様化するはずです。販売チャネルが増えれば、それだけ商品の伝え方も進化させていく必要があるでしょう。その意味では、毎日の精進が欠かせないと私自身思っています。新しいことにチャレンジしていくのは大変ですが、立ち止まらずやるしかない。


【書評】中小企業の「這い上がる力」

日経トップリーダー  2012年5月号

■所感
会社が良くなるのも悪くなるのもトップの人格によるところが大きい気がした。改めて「こだわり」の大切さを感じる。

・素直な心  同業他社に負けていることを直視せずに、現実から目を背けていないか?

・原因自分主義  悪いのは自分じゃない、外部環境が悪い、社員が悪いという被害者意識はないか?

・即実行  楽な方向に流れる自分に鞭を打つ、放置しない

・プラス思考(楽観)  必ずうまくいくと将来を信じて力を尽くす

■今日の赤ペンチェック
・今あなたの身の周りに起きていることは、すべてあなたの心に原因がある
(稲盛和夫)

・危機を招く経営者は3タイプある。解はあるのに気付かない、解から目をそらす、解を実行しない。最も多いのは、「実行しない経営者」

・中小企業にとって、最大の資産は社長。社長が経営者として成長すれば会社は発展する(スーパーやまと  小林久社長)

・成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと(セーラー万年筆  中島義雄社長)

2013年10月13日日曜日

【書評】小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!

■所感
経営計画書の必要性は最近実感していたので、社長へ必要性をお伝えする参考になった。
教育受講計画を立てる上では欠かせないはずなのに、経営計画書をお客様からいただいていることの方が少ない。
経営方針に連動した教育を提案する上でも、お客様から見せてもらうことが大事だと思った。
読んでいて思ったこと。ロジカルでない社長の会社の規模は30名以下が多い気がする。

■今日の赤ペンチェック
・人事評価制度のゴールは、「人材育成を通じた経営目標の達成」

・経営計画書の目的は「会社の将来を社員と共有するため」「会社の発展のため」「会社の価値を上げるため」

・経営計画書があったとしても、社員が行うべき行動などに落とし込めていない会社も多くあります。社員一人ひとりの行動と会社のビジョンをリンクさせることができるのが人事評価制度なのです。

・経営計画書を作成し、周りに伝えていくと、(中略)社長自身の実現しなければならない、という決意もさらに高まると同時に、周りの励ましや協力もあって、実現に向けて確実に近づいていくことになる

・フィードバック面談=「成長支援の場」。評価結果を部下に伝えて終わりではなく、課題、次期の目標を明確にすることに重点を置きます。

・評価項目の成果項目は、①業績に直結する重要な仕事②会社がそれぞれの職種に求める重要な役割の視点で考える。

■明日から具体的にやること
・経営計画書を見せてもらう

■総評
★★☆☆☆

2013年10月10日木曜日

【日記】自分は成長しているのか

馴染みのお客様を訪問したところ、営業コンサルティングを受けたと聴いた。ショックだった。

なぜ私に言ってくれなかったのか。

うちができることを伝えていなかったから。なぜか?

課題を具体的に聴けていなかったから。なぜか?

私の力量が足りないから。具体的には?

現状聴いて、今後どうしたいか?そのためにどうすればよいか?この整理ができない。なぜか?

数字で聴いていないから。図で整理していないから…

今日も社長の話を聴いても何もアドバイスできなかった。何を話そうかと話半分で聴いていただけだった。半分位しか話を理解できなかった。

私の力量不足もあるが、社長の頭の中が整理されていないようだった。何か自信がなさそうだった。

残る期間で何とか役に立ちたいと思って、経営計画書の作成をしませんかとメールした。こんなことは初めてだ。
私の思いは伝わるだろうか。。

2013年10月9日水曜日

【書評】また一歩、お客さまのニーズに近づく

■所感
・いかに現場の人に動いてもらうか。その難しさと経営における大切さを理解している方だと感じた。

・書いてあることは、当たり前に思うことがほとんど。ただ、これをやり切るかどうかが肝心。小売課に配属されたら、改めて読み直したい。

■今日の赤ペンチェック
・すぐに実行すること、成果の上がることに集中することは経営の重要なポイントです。

・コストとは、お客様に満足していただくための、人的・物的活動にかかる費用である。
・お客様が必要のないコストは徹底的に削減すべきです。

・現場で起こっている問題点を一つ一つ具体的に、地道に解決していくしか、小売業で売上・利益を上げる方法はないのです。

・作る人が売ることを考え、売る人が作ることを考える(ユニクロ)

・マネジメント・レベルとは、経営幹部や上司が言ったことが現場の売場でどれほど行動に移されているか。(中略)とにかくマネジメントを強化することが先決です。

・基本は「売れ筋商品を売り込む」こと。何が売れているか、何が売れていないかを把握するのが基本中の基本。売れている商品のフェースを拡大し、店頭在庫を増やす。お客様の目にとまりやすい位置に陳列する。売れ筋商品に絞って単品管理をする。死に筋商品であれば早く処分する。その結果、お客様のニーズに合った売場になる。

・小売業の商品開発は、お客様のニーズを把握し、それに合わせて商品を企画し、生産し、物流し、在庫管理を行い、売場で売り込む方法を考え、売ってみた結果を確認し、必要なら修正を行い、売り切ることまでが含まれます。

■明日から具体的にやること
・日常雑貨屋調査、まずは良品計画

■総評
★★★★☆

【日記】企業内研修営業の反省

20131009
■相手がキーパーソンじゃなかったら?を考えていなかった。
→登ることを考える  ◯◯様、個人的にはやりたいですか?一緒にやっていきましょうレッツ系。
→キーパーソンに渡るツールを提供する
■商品ありきの営業をやってしまう
何が課題ですか?それは重要ですねと認識してもらう。
→自転車の絵を活用してもよかった。
■企業内研修のメリットは?を伝えられているか。
→場を共有できる
→横のつながりができる
→課題に応じたテーマができる
■準備、準備、準備!
こんな研修やってますよっていう事例を語れるように。
お客様の業界、商品を理解しておく。

20131017
◾︎経営の話ができないとコンサルではない
うまく活用されているお客様は、経営方針に連動した育成計画を作られておりまして・・・

今後どの事業に力を入れられる?
どれくらいの目標?
その達成のために大事なことは?
どんな施策を打たれている?効果は?

20131024
企業内研修から公開研修に切り替わったお客様に同行した。
なぜ切り替えられてしまったのか?を聴くことができなかった。
たぶん答えが怖かったのだと思う。無意識のうちに避けてしまった。
ただ、耳の痛い話を聴けないと次につながらない。。厳しい声から逃げるな!!


2013年10月8日火曜日

【書評】「数字力」養成講座

■所感
責任感の醸成のために、常に数値化して考える癖が大事だというのは、目からうろこだった。
目標と現状を数値化して、そのギャップを数字として把握できないとPDCAが回せず、結果として目標達成できない。

日経新聞の読み方が参考になった。
景気指標の定点観測、個別企業の業績から全体を推測する。
例えば、増収増益が続くと景気がピークアウト、逆に減益でお先真っ暗の場合は反転の兆し、ゼネコンが好調なら景気下がるなど。

■今日の赤ペンチェック
・何であれ、具体化されたことしか実行されない。数値化するということは、物事の究極的な具体化です。

・付加価値率の平均は30%
・労働分配率の平均は60%

■明日から具体的にやること
・自社の数字を定点観測する
・高い、良い、少しなどの定性的な表現が出たら数字を確認する
・目標は数字で立てる

■総評
★★★☆☆

2013年10月7日月曜日

【日記】リーダーとは

■2012年7月14日  伝道師の会

「業績が悪い時に大きい声を出せるのがよいリーダー」(白潟さん)

リーダーには強い忍耐、精神力が求められる。リーダーが諦めてしまったら、誰がその人について頑張ろうと思うか。リーダーは誰よりもビジョンの実現を信じていないといけない。

■2012年11月16日  新任リーダー合宿

・チームのビジョンの条件
会社の理想像と合っていること
ワクワクすること
それをみたメンバーが「ぜひ実現しましょう!」と言ってくれること

【日記】挫折

2013年6月6日 上司から言われたこと

メンバーから、
「怖くて言えない」
「怖くて聴けない」
「言いたくない(言ってもムダ)」
という声が上がっていると聞いた。

よくよく聴いたら、
新たな施策を実行する余裕がありませんという部下に対して「自主的にやっている勉強会は意味があるの?(それをやる余裕があるんなら…)」
「こんなことやってると、私の目線が下がってしまう」
「チームの施策は今のところない」
「(チームミーティングの司会をやるという部下に対して)それでは、私がいる意味がない」
という私の発言がきっかけで爆発したらしい。

「すべて誤解だ」と言いたい気持ちをぐっと堪えて聴いていた。
私の発言や行動の一つ一つが、悪い方向に捉えられている。
原因をつくったのは私だから仕方が無い。ただ、悔しかった。

■上司から言われたこと。
メンバーと会話ができる関係が大切。そのためには、リーダーからメンバーに話しかける、意見を聴く。否定しない。こういう姿勢が大切。衆知独裁。

■部下に言われたこと
・部下に興味・関心、信頼・愛情があるのか。
・チームのノリを大事にしない私は、外資系のマネジメント思考ではないか。うちには合わない。
・チームで目標達成したいという思いを感じない。

■反省したこと。
・話しかけやすい雰囲気・笑顔
・部下の話を聴く
・部下の感情を受け止める(特に女性)
・相手がどう思うかを考えた上で言葉を発する



2013年10月6日日曜日

【書評】見える化

日経トップリーダー  2012年8月号

目的を明確に伝え「見える化」に舵を切れ  遠藤功さん
毎日、粗利益を手で書き込む  社長自身が見える化を率先  山口勉さん
の記事が参考になった。

見える化も手段の一つであること。
何のために見える化するのか、それがどれだけ重要なのか、トップが腹落ちしていないと定着しない。一つひとつの結果を見て喜怒哀楽を示す。トップの本気、熱意が大事。
前期はこれが足りなかった。

見える化の推進の流れ
1  何のために見える化するのかを現場に伝える
2  何をどう見える化するか現場に考えさせる
3  見える化が改善につながっているかトップが真剣にチェックする
4  結果に対してトップが本気で怒ったり喜んだりする

■今日の赤ペンチェック  遠藤さん
・見える化とは、「会社の抱えるさまざまな問題を見えるようにして、解決しやすくする仕組み」のこと
・ボトムアップを生むまでには、強烈なトップダウンが必要です
・見える化で成果を上げるには「アナログ」感が大事。本気で取り組むトップ。シンプルさ。パソコンではなくホワイトボード。気づきや叱咤激励は直筆のメッセージで。

■今日の赤ペンチェック  山口さん
・社長が一番最初に結果を見て、ショックを受けたり、喜んだりする。「気持ち」を社員に伝えることによって、目標達成に向けて全体の気持ちを一つにしていきます。


【書評】お客様にとって魅力的な売り場

日経トップリーダー2010年9月号

「安売りせず、社員を育てなさい」
成城石井  元社長大久保恒夫さん
の記事が参考になった。


いかに現場に実行してもらうか。
そのためにどうするか。
・あまり多くのことを言わない
・当たり前のことをおろそかにしない(あいさつ、きれいな売り場)
・失敗を奨励する


■今日の赤ペンチェック
業績の差は実行の差
業績の差というのは、経営者が言うことが正しいかどうかではなく、それが実行されているか実行されていないかの差なんです

コミュニケーションの主体は聞く側にありますが、われわれは言う側の都合で考えがちです。
10個言いたいことがあるなら3個くらいに絞って、「この3個だけは絶対にやってください」という言い方をしたほうが現場の実行力は絶対上がる。

思ったら、とにかくやる
今の時代は、何が売れるかよく分かりません。売れるかどうか分からないけど、売ったらすぐ分かるんだから、売ればいい。お客様のニーズを見つけるには、それが一番効率的だと思います。

【書評】稲盛和夫さんの教え

日経トップリーダー  2012年9月号
もし、稲盛和夫が中小企業の社長だったら

私のお客様も言っていた通り、経営に即効薬はない。当たり前のことを馬鹿にせずちゃんとやることしかないんだなと思った。

成功のコツはシンプル。
1 公正明大で大義名分のある目的か。
迷いが晴れ、100%力を出し切れる
2 目標は具体的か。
3 目的の成就を強く願っているか。
4 誰にも負けない努力をしているか。
まずは自分が率先垂範。

これを書いているときに気づいたこと。まだ自分は一人で何とかするとしか考えいない。自分の思いを溜め込まず、周囲と共有することをしていきたい。

2013年10月5日土曜日

【書評】リーダーの意思決定

日経トップリーダー  2011年8月号を読んで

なぜ社長は孤独に陥るのか  小宮一慶さん、
メンツにこだわるから孤独なのだ  鈴木喬さんの記事が参考になった。

リーダーとしての意思決定のあり方を学んだ。

近鉄グループ元社長  佐伯勇
経営者は独裁すれども独断せず

松下幸之助
素直な心を持った上で、周知を集めることの重要性を説いた

エステー  鈴木喬
孤独な決断などない。多くの決断は一人では完結しない。なるべく多くの人の意見を聞いてから決断する。四面楚歌では社長が決断しても社員は付いてこない。

年齢を重ねると、役職が上がると、自分より年下の人の話が聞けなくなる。部下を心の中で下に見ていた。

【書評】まずは結果を出してから言え

日経トップリーダー2010年11号を読んで

日本交通の川鍋社長の記事が面白かった。海外MBA持ちで、マッキンゼー出身の社長の挫折話。

会社の中では、みんなに認めてもらわないと何もできない。認めてもらうためには、何でもいいから、一つひとつ結果を出さないといけない。

自分は正しい、自分は頭がいい=周りは間違っている、周りはバカだ
どこかにこういう気持ちがあると、いくら正しいことを言っていても、誰も話を聞いてくれないんだろうな。

2013年9月30日月曜日

【テレビ評】北の国から 84夏

北の国から84夏を観た。
家を火事で失い、義理の妹は離れ、正吉は居なくなる。
風力発電を直す気力をなくし、子どもの前でも弱音を吐いてしまう五郎の苦しみ。
ラーメン代を払うときにポケットから取り出した、しわくちゃの千円札。
蛍と手をつなぎ、純の肩を抱き歩く五郎。親子三人の姿に、苦境を乗り越えていく人の力強さを感じた。


【書評】松浦弥太郎の仕事術

■所感
・休日が充実していないということは、自分で自分の管理ができていない証拠であると気づいた。

・今までの勉強はとても非効率であまり役に立てていなかった。考える時間が圧倒的に少なかった。仕事に関係する本を読む目的はわからないことを勉強するため。

・松浦弥太郎さんも佐藤可士和さんも、オフィスがすっきりしている。居住まいが乱れは、頭の乱れなのかも。

■今日の赤ペンチェック
・仕事には自分を社会に役立てて人を幸せにするという目的がある。

・働くために遊ぶ

・一人の人の後ろには五十人がいる。どんな人との関わりも、決しておろそかにしてはいけない。

・自分と他人と、何が違うんだろうか?その違いから目を背けない。

・人との関わりをもつために、必ず役立つ三つのアプローチがあります。笑顔と、挨拶と、自分の意見をはっきり伝えること。


■明日から具体的にやること
・ジョン・ロブの靴をみてみる

・自分は何がしたいのか?ではなく、自分を社会でどう役立てるかを考える

・御礼の手紙を書く

・分からないことリストを作り、勉強のテーマにする

・クーリエジャポンとニューズウィークを購読する

■総評
★★★★☆

2013年9月29日日曜日

【書評】ぼくを探しに

■所感
広い家に住みたい、大きいソファが欲しい、海外旅行に行きたい・・・

欲しいと思っていたことは、期待していたほど良いものとは限らないよ。
それが手に入ることで、逆に失うこともあるよ。
そんなことを言っているような気がした。

より豊かな生活を願って色々と想像したり、それに向けて努力したりしていること自体に幸せがあるのかもしれない。

でも、何か足りないと思っているときは、そういう幸せには気付けないんだよね。


【テレビ評】北の国から 83冬

北の国から83冬を観た。

連帯保証の肩代わりをさせられた困惑や腹立たしさ、困っている人を助けたいという優しさ、五郎の苦悩が生々しかった。

借金の問題は仲間に助けてもらって何とか乗り越える。水を川から引くときも、家を立てる時も、仲間に手伝ってもらった五郎。

これも五郎だからなせたことだと思うが、困ったときには隣近所で助け合う、こういうコミュニティの存在が羨ましく思った。

富良野には自然だけでなく、人の繋がりがある。
このドラマをみるたびに、本当の幸せって何だろうと考えてしまう。


【書評】憂鬱でなければ、仕事じゃない

■所感
見城氏の言葉が心に刺さる気持ちがした。自分は見城氏ほどの身を削るような圧倒的な努力をしてきたか。
心のどこかに楽したり、甘えたりする気持ちはなかったか。
だから、こんなに頑張ってるのに認めてもらえない、なんて絶対に言わないと決めた。こういう甘えた心は捨て去らなければならないと思った。

■今日の赤ペンチェック
・小さなことにくよくよしろよ
僕はGNO義理、人情、恩を知らなければ、何事も上手くいかないと思っている。小さなことでくよくよしなければ、相手の心はつかめない。

・努力は自分、評価は他人
仕事での甘えは、自分へのものであることが多い。

・たったひとつ、これに命を懸けていると言えるほどのものを持つこと。それが信念の意味です。

・憂鬱でなければ、仕事じゃない
楽な仕事など、大した成果は得られない。憂鬱こそが、黄金を生む。

・コミュニケーションの基本は相手の心に触れること。相手の心に触れる言葉はおざなりにしない観察や、心遣いといった、何かしら身を削る努力から生まれるものだ。努力は基本的に自分を傷める。だからこそ、相手の心を打つ。

■明日から具体的にやること
・体を鍛える習慣を作る
・常に社長の目線で仕事をする
・自分の存在意義、こだわりを明文化して張り出す

■総評
★★☆☆
定期的に読み直したい本

2013年9月24日火曜日

【書評】心が喜ぶ働き方を見つけよう

■所感
・あれこれ考えて動けなくなるくらいなら、自分が正しいと思うことをやってみたらいい
そんな自然な生き方を後押ししてくれる本。

■今日の赤ペンチェック
・自分の内側から涌き上がってくるエネルギー、本当に自分の求めている心の声に耳を傾けて、素直に動いてみる「グッとくる働き方」

・人間な奥底から生まれるエネルギーには、「人に喜ばれ、世の中がよくなることを求める性質」がある

・「正解がわからないから、やらない」という選択肢ばかりとっていると、新しいものは何ひとつ生まれない。
今までの歴史の中で、人間はいろんなチャレンジをして、失敗しながら進化してきたはずなのに、いつのまにそれを忘れてしまったのだろう。

・考える前に一歩踏み出して、感じたままに動けばいい。

・感じて動く。感じて学ぶ。

・答えは本の中ではなく、感じて動いていく中にあったのだ。

■明日から具体的にやること
・自分の心の奥底の声に耳を傾ける
・雄勝のボランティアみてみる

■総評
★★★☆☆